Premiere Proチュートリアル

Premiere Proのおすすめプラグイン2026年版(無料・有料)

無料パネルから本格的なエフェクトスイートまで、2026年にインストールする価値のあるPremiere Proのプラグインと拡張機能。どれも編集時間を確実に短縮するか、Premiere Proだけではできないことを可能にしてくれます。

Best of 2026PluginsPremiere Pro
EaseFlow, BetterFX, QuickPaste and Mako plugin cartridges for Premiere Pro

Adobe Basicsのプラグイン

はじめにお伝えしておくと、このセクションの4つのプラグインはAdobe Basicsが開発したものです。そのため最初に掲載し、各説明は実際にできることだけに絞っています。4つともMacとWindowsに対応しています。

EaseFlow(キーフレーム用イージングカーブ)

EaseFlowは、Premiere Proのキーフレームに本物のイージングカーブをもたらします。カーブを選んで「Apply」を押すだけで、2つのキーフレーム間のすべてのフレームがそのカーブに沿って動き、クリップに追加されるのはカーブに必要なキーフレームだけです。オートモードなら新しく作った2つのキーフレームに自動でイージングがかかり、グラフエディターにはスナップ機能付き。お気に入りのカーブをキーボードショートカットに割り当てることもできます。気が変わったら、Cmd/Ctrl+Zを1回押すだけでイージングを元に戻せます。

こんな人におすすめ:タイトル、ロゴ、ズーム、位置の移動をアニメーションさせることが多く、ベジェハンドルを手で調整せずに正確なイージングをかけたい編集者。

価格:有料(StandardとProの2バージョン)。Premiere Pro用EaseFlowを見る

BetterFX(エフェクトの高速検索&適用)

BetterFXは、Premiere Pro用の高速なエフェクト検索ツールです。キーボードショートカットをひとつ押して数文字入力するだけで、標準エフェクト、自作のプリセット、SapphireやそのほかのBoris FXツールなど、サードパーティ製プラグインのエフェクトを適用できます。エフェクトパネルのフォルダーを掘り進める必要はもうありません。

こんな人におすすめ:同じエフェクトを1日に何度も適用し、キーボードから手を離さずに作業したい編集者。

価格:有料。Premiere Pro用BetterFXを見る

QuickPaste(スマートクリップボード)

QuickPasteは、Premiere Pro用のスマートクリップボードです。いつものコピー&ペーストのショートカットで、画像、PhotoshopやAfter Effectsのプロジェクト、HEXカラーなどをタイムラインに直接ペーストできるので、読み込みの手間を省けます。

こんな人におすすめ:グラフィック、スクリーンショット、ブランドカラーを頻繁にPremiereに取り込む編集者やデザイナー。

価格:有料。Premiere Pro用QuickPasteを見る

Mako(ワンクリックで使える無料パネル)

Makoはツールパネルの隣に置ける無料パネルで、Premiereでは普段メニューの奥に隠れている細かな作業を引き受けてくれます。調整レイヤー、カラーマット、新規シーケンス、透明グリッド、ネスト解除、空きトラックの削除がワンクリック。作成したものは、選択したクリップの上、再生ヘッドの位置、最初の空きトラックに配置されます。アカウントやライセンスキーの設定も不要です。

こんな人におすすめ:すべてのPremiere Pro編集者。特に、調整レイヤーやカラーマットを1日に何度も追加する人。

価格:無料。Premiere Pro用Makoを入手する

おすすめのサードパーティ製Premiere Proプラグイン

まずはトランジションについてひとこと。Adobeは2025年にFilm Impactを買収し、人気のトランジションパックがPremiere Pro 25.5以降に追加費用なしで標準搭載されるようになりました。最新バージョンを使っているなら、トランジション系プラグインを買う前に、エフェクトパネルのビデオトランジションフォルダーを確認してみてください。

Boris FX Sapphire(エフェクト&トランジション)

Boris FXのSapphireは、Premiere Pro向けとして最大級のエフェクトパッケージのひとつです。グロー、レンズフレア、ブラー、フィルムルック、ディストーションなどをカバーする270種以上のエフェクトとトランジション、3,000種以上のプリセットを収録しています。Mochaの平面トラッキングとマスク機能も内蔵しており、2026年版では本物のフィルムをスキャンして作られたFilmBurnエフェクトとトランジションが追加されました。

こんな人におすすめ:CM、ミュージックビデオ、プロモーション動画向けに、洗練されたハイエンドなエフェクトやトランジションを求める人。

価格:有料(サブスクリプションまたは永続ライセンス)、無料体験版あり。Boris FX Sapphire公式サイト

Maxon Red Giant:Magic Bullet LooksとUniverse(カラー&スタイライズエフェクト)

Red Giantは、編集者やモーションデザイナー向けのMaxonのプラグインツールキットで、なかでも2つのツールがPremiere Proで特に役立ちます。Magic Bullet Looksは200種以上のフィルムルックのプリセットに加え、色補正、フィルムグレイン、LUTのツールを搭載。Universeは、トランジション、グロー、ディストーション、テキスト、モーショングラフィックスのエフェクトライブラリを追加します。どちらもRed Giantのサブスクリプションに含まれており、Maxon Oneにも含まれています。

こんな人におすすめ:ひとつのサブスクリプションでシネマティックなカラールックとスタイリッシュなエフェクトを手に入れたい編集者。

価格:サブスクリプション、14日間の無料体験版あり。Maxon Red Giant公式サイト

Neat Video(ノイズ除去)

Neat Videoは、自分の映像からノイズプロファイルを作成し、それをもとに空間フィルタリングと時間フィルタリングの両方を使って、暗所や高ISOで撮影した映像のノイズを除去します。バージョン6.1でMacとWindowsのPremiere Pro 2026に対応し、エフェクトはReduce Noise v6として表示されます。

こんな人におすすめ:暗所、高ISO、小型センサーで撮影したノイズの多い映像をきれいにしたい人。

価格:有料(買い切りライセンス)、無料デモ版あり。Neat Video公式サイト

FilmConvert Nitrate(フィルムエミュレーション)

Nitrateは、実際のフィルムデータから作られたフィルムストックのエミュレーションを適用します。グレインは調整可能で、カラーレスポンスはお使いのカメラに合わせて最適化されます。Premiere Pro、After Effects、DaVinci Resolve、Final Cut Proで使え、仕上げたルックをLUTとして書き出すこともできます。

こんな人におすすめ:デジタル映像に、自然なグレインを伴ったフィルムらしいルックを与えたい人。

価格:有料(買い切り)、透かし入りの無料体験版あり。FilmConvert Nitrate公式サイト

Digital Anarchy Beauty Box Video(肌のレタッチ)

Beauty Boxは肌の色を自動で検出してマスクを作成し、その部分だけ肌をなめらかにしてテカリを抑えます。顔に手作業でマスクをかける必要はありません。最近のバージョンでは、AIによる歯と目のホワイトニング機能も追加されています。

こんな人におすすめ:インタビュー、企業動画、ビューティー系コンテンツ、ミュージックビデオのクローズアップ。

価格:有料(買い切りライセンスまたはサブスクリプション)、透かし入りの体験版あり。Beauty Box Video公式サイト

自分に合ったPremiere Proプラグインの選び方

  • いちばん時間を取られている作業から始める。一日中エフェクトを探しているなら、BetterFXがいちばん早く元が取れます。タイトルやロゴ、ズームをたくさんアニメーションさせるなら、EaseFlowがいちばん時間を節約してくれます。ルックに悩んでいるなら、Magic Bullet LooksやFilmConvert Nitrateから始めましょう。
  • 購入前に互換性を確認する。特にPremiereの大型アップデート直後は、お使いのPremiere ProのバージョンとOSにプラグインが対応しているかを必ず確認してください。
  • 自分の映像で試す。このリストの有料プラグインのほとんどには無料体験版やデモ版があるので、購入を決める前に実際のプロジェクトで試してみましょう。
  • サブスクリプションと買い切りを比較する。数年使うとサブスクリプションのほうが買い切りより高くつくこともあります。使う予定の期間で実際にいくら払うことになるか計算してみましょう。

よくある質問

Premiere Proでいちばんおすすめの無料プラグインは?

用途によります。Makoは、調整レイヤー、カラーマット、トラック整理をワンクリックで行える無料パネルで、アカウントも不要です。Premiere Pro 25.5以降なら、旧Film Impactのトランジションも追加費用なしで使えます。

Premiere Proにプラグインをインストールするには?

ほとんどのプラグインには、Mac用またはWindows用のインストーラーが付属しています。Premiere Proを終了してインストーラーを実行し、Premiereを再起動します。エフェクト系のプラグインはエフェクトパネルに表示され、パネル型のツールはウィンドウ > エクステンション、またはウィンドウ > UXPプラグインから開けます。

Premiere Proのプラグインでパソコンは重くなる?

コマンドコンソールやクリップボード補助ツールのようなパネル・ワークフロー系のツールは、リソースをほとんど使いません。ノイズ除去、フィルムエミュレーション、グローなどの重いエフェクトは、適用したクリップのレンダリング時間が増えます。そのため多くの編集者は、編集の終盤に適用し、再生がカクつくときはプレビューをレンダリングしています。

プラグイン、拡張機能、プリセットの違いは?

プラグインは通常、エフェクトパネルに表示される新しいエフェクトやトランジションを追加します。拡張機能(またはUXPプラグイン)は、ウィンドウメニューから開く新しいツールのパネルを追加します。プリセットはエフェクトの設定やキーフレームを保存したもので、通常はPremiere標準のエフェクトをもとに作られているため、別途インストーラーは必要ありません。

Premiere Proをアップデートしてもプラグインは使える?

たいていは使えますが、Premiere Proの大型アップデートで、開発元が修正版をリリースするまでプラグインが動かなくなることもあります。プロジェクトの途中でアップデートする前に、開発元の互換性情報を確認しましょう。

まずは標準機能から学びたい方は、Premiere Proでキーフレームにイージングをかける方法や被写体の後ろにテキストを配置する方法のガイドをご覧ください。

編集をスピードアップする準備はできましたか?Adobe BasicsのPremiere Pro用プラグインをすべて見る