Premiere Proチュートリアル

Premiere Pro向けSequence Layers代替のベストはMako

MakoのStaircaseなら、Premiere Proで選択したクリップをワンクリックで1トラックずつ上へずらせます。Unstaircaseで1トラックに戻すのも一瞬。MacとWindowsで無料。

PluginsPremiere Pro
The Mako Staircase tool for Premiere Pro: the staircase button icon and name on a dark background

結論から

Sequence LayersのようなことをPremiere Proの中でやりたい?Makoなら、選択したクリップをワンクリックで1トラックずつ上へずらし、もう一度クリックすれば元に戻せます。MacとWindowsで無料です。

ツールの名前はStaircaseとUnstaircase。タイムライン用のワンクリック機能があと11個入った小さなパネルに収まっています。

Staircaseでできること

1つのトラック上に並んだクリップを選択してStaircaseをクリック。各クリップが前のクリップより1トラック上へ移動し、階段のように積み上がります。タイムライン上の時間位置はそのままなので、編集内容は変わりません。

階段状のレイアウトは、さまざまなレイヤー編集の出発点になります:

  • オーバーラップ。クリップを次のクリップに重ねて伸ばせば、やわらかいクロスフェードや長いブレンドに。
  • 分割画面やコラージュ。クリップがそれぞれ別のトラックに入るので、すぐにスケールや位置を調整できます。Premiere Proで分割画面を作る方法はこちら。
  • クリップごとのルック。各クリップを単独で選択、カラーグレーディング、マスク処理するのが簡単に。
  • 見やすさ。ショットごとに行が分かれていれば、ごちゃごちゃしたモンタージュも一目で把握できます。

ステップ1:Makoを0ドルで入手

Makoをカートに入れてチェックアウトします。無料なのでカードは不要。ダウンロードは注文確認ページにすぐ表示され、リンクはメールでもお送りします。

MacではMako.pkgを開き、Windowsではzip内のMakoSetup.exeを実行します。Premiere Proを再起動してWindow > Extensions > Makoを開きましょう。Premiere Pro 2021以降に対応しています。

ステップ2:積み上げたいクリップを選択

クリップを囲むようにドラッグするか、最初のクリップをクリックして残りをShift-クリックします。Makoは選択したものに対して動くので、どのショットを上げるかは自分で正確に決められます。

Premiere ProのタイムラインのV1に並んだ4つのクリップと、MakoのStaircaseボタンに置かれたポインター

ステップ3:Staircaseをクリック

Staircaseをクリック。最初のクリップはそのままで、以降のクリップが1トラックずつ上がります。慎重なドラッグの繰り返しが、ワンクリックで済みます。

Mako Staircase実行後のPremiere Proタイムライン。V1にインタビュー、V2にロングボード、V3に夕日、V4に街並み

あとは端をドラッグしてオーバーラップを作ったり、不透明度のフェードを足したり、各レイヤーをスケールして配置したり。クリップごとに行が分かれているので、邪魔になるものはありません。

ステップ4:Unstaircaseで元に戻す

レイヤー作業が終わったとき、あるいは1トラックのすっきりした状態に戻したいときは、階段状のクリップを選択してUnstaircaseをクリック。1つのトラックに戻ります。

Mako Unstaircase実行後、Premiere Proで同じ4つのクリップが1つのビデオトラックに戻った状態

レイヤーを使ったアイデアを手早く試して、数秒で元に戻せます。クリップを手で動かす必要は一切ありません。

ステップ5:整理して、スタックをまとめる

仕上げはMakoのボタンあと2つ。Delete Empty Tracksは、元に戻したあとの空のトラックをダイアログなしで一括削除します。Nestは完成したスタックを1つのシーケンスにまとめるので、全体を1つのクリップのように移動したりグレーディングしたりできます。

やっぱりネストをやめたい?Unnestなら、エフェクト、キーフレーム、速度を保ったまま、各クリップを元の位置のそれぞれのトラックに戻せます。

積み上げを手グセにする

Staircaseはキーボードに割り当てるとさらに速くなります。ボタンを右クリックしてKeyboard Shortcutを選び、Option + Sのような修飾キーとキーの組み合わせ、またはFキー単体を押します。隣のキーにUnstaircaseも割り当てておきましょう。

  • Premiereと同じ感覚で動く。Makoは選択範囲、再生ヘッドの位置、最初の空きトラックに対して動作します。
  • ボタンに色を付けられる。StaircaseとUnstaircaseを同じ色にしておけば、ペアがすぐ見つかります。
  • 無駄のないパネル。使わないボタンは非表示に。非表示にしたボタンもショートカットはそのまま使えます。
  • MacとWindowsに対応。無料で、アカウントもライセンスキーも不要。アップデートも自動です。

13個のボタンをすべて見たい?Makoの完全ガイドをどうぞ。

よくある質問

Premiere Pro向けのSequence Layers代替で一番おすすめは?

Makoです。クリップを選択してStaircaseをクリックすれば1トラックずつ上へ、Unstaircaseをクリックすれば1つのトラックに戻ります。しかも無料です。

Staircaseでクリップのタイミングは変わりますか?

変わりません。各クリップは時間位置をそのままに1トラック上へ移動するだけなので、編集は以前とまったく同じように再生されます。

MakoはどのバージョンのPremiere Proに対応していますか?

MakoはmacOSとWindowsの両方で、Premiere Pro 2021以降に対応しています。アップデートも自動で行われます。

Staircaseにキーボードショートカットを割り当てられますか?

はい。ボタンを右クリックしてKeyboard Shortcutを選ぶか、設定のShortcutsタブで設定します。Premiereが前面にあり、Makoパネルが開いていればいつでも使えます。

クリップの積み上げも元に戻すのも、それぞれワンクリック。Premiere Pro用Makoを入手。